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★マジで無理!紙巻きたばこ喫煙者が嫌われる要因

いやぁ…………………、喫煙者の皆さんには申し訳ないですが、私は小さいころからタバコが大嫌いでした。ニオイは臭いですし、煙たくてのどはやられますし、あげくのはてにのど風邪まで引かされちゃうんですもん、そりゃ嫌になりますよね。たばこを吸う人に風邪の治療費用をガチで支払ってもらいたいと思っていますもん。

それはさておき、紙巻きたばこ喫煙者が嫌われる要因を解説していきましょう!

 

①くさい!

ダイレクトで申し訳ないですが、けっこうこれ、深刻な問題なんです。喫煙者の方は分からないかもしれないですが、そうとうやばいです。たばこが煙たいどころの問題ではなく、スメルハラスメントレベルです。

喫煙者の方でどこが一番問題なのかというと、ズバリ、口臭です!      喫煙者の方にとっては意外かもしれませんが、特に巻き煙草を長い間喫煙されている・本数が多い方の口臭は超絶臭いのです。普通に歯磨きをしていない口臭とくらべて段違いに臭いのです。においが例えれないのですが、煙のいぶされたにおいと肺が腐っているのではないかという、口が問題だけではないにおいがします。ヘビースモーカーの方はこの独特のにおいが口から強烈なので、かなり要注意です。まあ、実際、肺にタールや有害物質が浸透して、肺の細胞が機能しなくなり、血流も途絶え、肺細胞が壊れていき、免疫機能が衰え、菌(嫌気性菌)が入り、化膿(肺膿瘍)してもおかしくはないので、このようなにおいが発生しているのかもしれないです。また、歯肉炎歯周病によるにおいも混じっている可能もあります。

また、車でたばこを吸う方は車のにおいもひどいです。           窓を開けないと乗車できないくらい臭いです。これは中古車販売時に値段が下がるのも納得です。

 

②受動喫煙

非喫煙者にとっては、たばこのにおいも嫌ですが、そもそも病気の原因になる物質を体内に取り込みたくないのです。

受動喫煙で有名なのが、旦那さんが喫煙者で奥さんが長年、受動喫煙状態で肺腺癌を患ったという例です。肺腺癌の初期症状は非常に軽微であり、多くの場合は無症状です。症状があったとしても、咳、呼吸困難、胸痛、体重減少などで風邪と思われて手遅れになってしまうのが現状です。奥さんは喫煙者ではないにもかかわらず、受動喫煙により、癌のリスクが高まったといえます。もともと、女性はエストロゲン(女性ホルモン)が肺がん化促進に関係している可能性があるというのに、受動喫煙なんかしたらなおさら最悪です。

また、紙巻きたばこを長い年月喫煙・本数を多く吸っていても肺癌になる人とならない人がいますが、必ずなる病気があります。                  

それは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)です。簡単に言いますと、肺の細胞が部分的に壊れ、肺の大部分の機能が失われ、息を吸ったり吐いたりするのが大変になるという病気です。深刻な症状の方はちょっと動くだけでひゅーひゅー息を切らして苦しそうにしています。このひゅーひゅーは本当に口笛のかすれたような音がします(喘鳴)。肺の機能低下により、酸素が取り込みずらいので息が苦しいですし、十分な酸素が取り込めない為、からだに酸素を送ろうと心臓が一生懸命に働くので、心臓にも負担がかかります。体は酸欠を防ごうと酸素を運ぶ赤血球を増やします。赤血球が増えると血栓のリスクが高まります。また、たばこには一酸化炭素が含まれているため、酸素を全身へうまく運べず、疲れやすかったり、息切れが起こりやすいです。そして、たばこに含まれるニコチンには依存性があり、たばこがないとイライラしたり集中できなくなってしまうので、またたばこを吸うという、悪循環にどんどん陥ります。

さらに、ニコチンには血圧をあげたり、悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪の素になる物質を血管中に増やしたりもするので血栓ができやすく、動脈硬化を進行させる状態です。血栓ができやすいということは脳梗塞であったり、心筋梗塞のリスクも高まります。動脈硬化により、脳出血のリスクもあり、Wで起こる可能性もあります。

つまり、喫煙することにより、がんのリスクを高め、息切れで運動量も減り、ふさぎがちになり、さらに高血圧を招き、血栓形成・動脈硬化により脳梗塞や心筋梗塞、脳出血をきたす可能性が高いです。また、統計的に、喫煙していて糖尿病の方の割合が高いので、体にとっては最悪な『死の四重奏』を招く要因といっても過言ではありません。

紙巻きたばこについてはこれが大まかな嫌われる要因です。          大切な女性を見つけたとしても、紙巻きたばこで命を奪われる可能性もあるので早急に紙巻きたばこはやめましょう。

また、加熱式たばこも、たばこの葉を使用し低温加熱して使用するものなので、タールは少量になるかもしれないですがたばこの葉の有害物質は含有しているので、使用しないのが一番です。また、ニコチンによる依存性も紙巻きたばこ同様あります。

今はやりのリキッド式たばこについてですが、ニコチンを含むリキッドは日本国内での販売が禁止されているため、ニコチンによる依存はなさそうですが、液体の中にホルムアルデヒドなど、アレルギーの原因となる有害物質が検出されているため、吸い続けることでなんらかの健康被害や発がんのリスクを高める可能性があります。まあ、吸わなくていいのなら何も吸わないのが一番ですね。

大気中に浮遊する小さな粒 径2.5μm(マイクロメートル)以下の粒子(通称:PM2.5)でさえ、極小で肺の奥深くまで入りやすく、発がん性があるとされているので、わざわざ発がん性の可能性があるといわれる物質を体内に取り込もうとしなくてもいいのではないかなと思います。

 

たばこに依存している方は病院の禁煙外来受診をおすすめします。ただ、たばこはやめようと思っても、精神的になかなかやめれないと思います。たばこをやめるコツとして、こちらの記事も参考にしてください。

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また、最新の遺伝子検査でがんのリスクも分かりますのでおすすめです✨

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この記事を書いた人

自分のためになること・なったことやおもしろい話、医療についての記事を主に書いていきます。医療系の資格を取得しております。

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