みなさんは医療費明細書って見ていますか?なかなか見ずに捨ててしまうものだとは思いますが、実際に検査したかどうかは確認しておくといいですね。もしかすると、いつのまにか医療費の不正請求されているかもしれません。
私が体験した悪徳個人院医療費請求についてお話ししますね。
ある日、子どもがお友達と遊んでいると、子どもの目にお友達がもっていた木の枝があたったようで、角膜が傷つきました。そこでとある個人院の眼科にかかることにしました。ここら辺ではそこが唯一の眼科のため、みながこぞって行く個人院です。そこの眼科は主にコンタクトなどの視力矯正に力を入れているところでした。検査に呼ばれるまでに15分ほどかかり、やっと検査が始まりました。びっくりしたのが診察をせずに、まず眼科検査助手らしき人の視力測定検査からはじまりました。
視力低下疑いなどの目の疾患の場合は分かりますが、外傷での視力測定検査先っておかしくないですか?もし、細かい破片が刺さっていたとしたら悪化しますし、まずは目視で診察されるべきです。 簡単な視力測定検査完了後、また診察まで待たされ、10分くらい経過したころ診察が始まりました。
診察してくださる医師はまともな感じだったのでよかったのですが会計後の医療費明細書をみてびっくりしました。
「は?精密眼底検査(両側)?」
今検査するところを見ていましたが精密眼底検査をしている様子はなかったですし、そもそも眼底検査の必要性がない案件のはずです。眼底検査は有資格者が行いますし、真っ暗の部屋で行います。
ふつふつと不信感がつのり、保険診療等において不正請求された場合に問合わせをする地方厚生局に電話をかけました。電話に出たのは男性職員の方でした。検査されているはずがない検査項目が請求されていること、医療費助成を使用したので医療費はかかっていないこと等事情を話しました。しかし、医療費がかかっていないこともあるのか、「医師が判断してやっていることだから、証明するのが難しい」で終わってしまいました。電話に出た男性職員も医療に関する知識もない方で職員に医師もいないようでした。まあ、たった一人の報告ですし、集団案件でもないのでしかたがないのかなとは思ったのですが、医療の検査に詳しい人がいなくてどうやって不正かどうか判断するんだろうか?とは疑問に思いましたけどね。
私もちゃんと話せていなかったのでしまったのなと今さらに思いますが、初診で外傷なのに診察を受ける前に視力測定検査があったこと、小学一年生で目の疾患は今までに一度も指摘されていなかったこと、眼底検査らしき部屋にも行っていないこと、診察までの流れも話したうえで精密眼底検査について話せばよかったです。そのうえで精密眼底検査の必要性について調査していただくなりなんなりしていただきたかったです。
冷静になって明細書を見返すと、視力に問題のある子どもの診療内容明細書と同じなのではないかと思います。つまり、視力に問題のある子の診療の方が点数が稼げますし、バレないと思ったのでしょう。下のURLは全く関係のないものですが分かりやすかったのでのせておきますね。
もう、二度と行きたくないと思いましたし、次いくことになりましたら、徹底的に今の検査なんですか?とちくいち聞こうと思いました。それぐらい胸くそ悪かったですね。いい医療機関もあれば、悪い医療機関もあり、傾向としては近くに競合他社のいない医療機関はあやしいです。比べる先がないですし好き勝手できますし。
みなさんも悪徳な医療機関にはお気を付けください。